社長挨拶
私ども濵田酒造は、明治元年にいちき串木野市に蔵を構え、この地とともに歩んでまいりました。現在は伝兵衛蔵・傳藏院蔵・金山蔵という3つの蔵を有し、各々の蔵が『伝統』『革新』『継承』という弊社の核となる焼酎づくりの理念を体現しています。
いちき串木野市は、海・山・歴史・文化とどこを切り取っても語るべきものが存在する素晴らしい所です。その中には、明治維新を支えた串木野金山や薩摩藩士たちが英国留学に旅立った羽島など、薩摩の歴史を語る上での要所もあります。おいしい焼酎をお客様に届けるとともに、そうした地域の歴史・文化を継承していくこともまた、この地に育まれた弊社の使命だと考えております。金山蔵において鹿児島の歴史や文化などを学べる『薩摩金山私学校』を開催しているのも、そうした思いからです。
また、私たちには『本格焼酎を真の國酒へ、更には世界に冠たる酒へ』という長年の夢があります。本格焼酎には500年もの長い歴史があり、それは鹿児島のみならず『日本』を背負うにふさわしい文化性と大衆性を兼ね備えています。ウイスキーのように世界中で本格焼酎を酌み交わすのが当たり前になって欲しい——それが焼酎屋としての私たちの願いです。それを実現するためにも、弊社は伝統の味を守る一方でおいしい焼酎を追究し続けています。3つの蔵は特性が異なるので、様々な方向から焼酎の奥深さを表現することができるのです。一方で、企業という枠を越えて様々な組織や人々とも繋がり、手を取り合って夢の実現に向けて動き出しています。
いちき串木野市から全国へ、そして世界中へ。かつて羽島から大海原に漕ぎ出した勇気ある薩摩藩士たちのように、弊社はこれからも地元への感謝の気持ちと創業時から受け継いできた濵田スピリットを胸に、挑戦し続けます。
事業概要
社名
濵田酒造株式会社
焼酎蔵
支店
その他事業概要
事業内容
焼酎製造
資本金
3,000万円
従業員数
316名(2020年6月時点)
創業
明治元年 法人改組:昭和26年
代表者
代表取締役社長 濵田雄一郎
社是
敬天愛人
理念
自立自興の企業を目指し、且つ心を高める場たらんとす
方針
元気・勇気・やる気(三気)で幸せにする、幸せになる
目標
五つの価値の創造
一 価値ある自分 実力を磨くべし
二 価値ある仲間 切磋琢磨すべし
三 価値ある企業 社会に役立つべし
四 価値ある仕事 成長し発展すべし
五 価値ある報酬 豊かになるべし
計画
我々は「本格焼酎を真の國酒へ、更には世界に冠たる酒へ」を実現すべく
本格焼酎のもつ普及性と文化性を両立追求する。 また、その関連の事物を事業化する。